2009年05月17日

 マゼラン漂流記。鼻高々マンの悲劇と最後!(マゼランのお話 終章)

前回までのオサライ!
「ポルトガルからスペインに亡命し
西周り航海の旅に出るも
反乱などいろいろと苦労したマゼランくん。
なんとか西へ抜ける海峡を発見することに成功した。」

といった感じでしたー。
ではでは
彼はこの後、どうなったのか!
続きをどうぞー。
1520年11/28
マゼラン艦隊はついに海峡を抜けることに成功する。
彼が抜けた海峡、マゼランくんは
「パタゴニア海峡」と命名しているけど
現在の僕たちはその場所を「マゼラン海峡と呼んでたりする。
眼前には広大な海が広がっていた。
「やたーヤッタヨー!」
マゼランくん始め皆ウカレぽんちだった。
海峡の出口の岬には「待望の岬」と命名するくらいだしね・・・
しかし、彼らは知らなかった・・・
この後のものすごい絶望と悲劇を・・・

不穏なフラグを立てたトコロで
話を進めますねー。

とここで現在と当時の感覚の違いを埋めておきましょ。
当時は、太平洋というものがあると思われて居らず
シヌス・マグヌス(大きな湾)があり
その湾の中に、香辛諸島(今の東南アジアのことね)が
あると考えられていました。
で、今抜けた海峡は湾の東のはしっぽに位置いる
と皆思い込んでいたわけです。
と ここまでは理解しておいてね。
とすると、向かう進路は・・・
そう、北西にちょいちょいっと進めば東南アジアの諸島郡に
入ると思うわけです。
もちろん、マゼラン艦隊は北西に進路を向けます。

しかし・・・
僕たちは知っているけど・・・
マゼランっち達の場所から
ちょいちょいって北西に向かってしまったら・・・
太平洋のど真ん中で島一つないぜ!ってなる。
マゼランっちが、今までの常識と現実の間違いを悟り
進路変更したのは南緯34度付近、
マゼラン艦隊が陸地に付くまで海峡を出てから
3ヶ月と20日、太平洋を漂流しちゃったわけです。
となると・・・
「腹減ったー!こんちくしょー!」
艦隊に深刻な食糧不足が襲い掛かったわけで・・・
そもそも、そんなに美味しいわけでもない、
船上のご飯なわけですが・・・

とと少し当時の船での食事についても書いておきますね。
一言で言えば、「不味い」
二言で言えば、「不味い、キモイ」
です。
積み込んだ食料は多岐にわたり
ビスケット類、塩漬けの肉や魚、豆類、チーズ、にんにく、
塩や酢、ワインやビール、生きた豚や鶏などの家畜類
などなど
しかし、塩漬けでも肉はモワーンですし
チーズはカチカチで食えたもんじゃないです。
ビスケットはウジがわいて、取りきれないから
そのまま食べたり・・・
そんなご飯が美味しいわけない!
しかも!そんな不味いご飯ですら尽きているわけです。
で何を食べたかというと
まずはネズミ!(ご馳走だったらしいですぞ)
よく沸いたらしいですのでー
ネズミ一匹に、半ドゥカートの値段が付いたとか・・・
水も黄色く変色し腐ったににおいの物をススリ・・・
牛の革製品、(マストに貼り付けてあった補強品など)
海水に浸して柔らかくしてから火であぶって食べたとか・・・
まぁこんな食生活していたら、壊血病が蔓延するのは当たり前で
200人もの犠牲者が出たという記録もあったりします。

この後、
マゼランくんたちは、よろよろに成りながら
マリアナ諸島を経由し、フィリピンへ入ります。

1521年4/7
フィリピンのセブ島に入ったマゼランくん
島の王様にキリスト教への改宗を勧めます。
「今なら、この竹ぼーきも付いてくるよー!」
と言ったかどうかは不明ですが、
熱心な薦めと物珍しさから
王様はじめ島民はキリスト教に改宗しました。
(!キリスト教の布教は、僕の天命なのかも!)
マゼランは何を勘違いしたのか、
フィリピン近辺の島々で、
キリスト教の改宗と強制し始めました。
物珍しさから、入信してくる者はそれほど多くはなく
また、スペイン人と、最初に改宗した、セブ島の王様に対して
服従しろー!とか言い出したため
他の島で、ゴタゴタになり、
同年4/27
マクタン島での戦闘で命を落とすことになります。
・・・・
つまり、島同士の争いごとに
布教を理由に首を突っ込んで
征服事業を進めようとしたところ
シッパイして死んじゃった・・・
というところですかねー。

この後
3隻のうち
コンセプシオン号は、損傷が激しいため、セブ島脱出後に破棄。
トリニダー号は、太平洋探索のため東へ向かうも
食料と逆風で、東南アジアに引き返したところを
ポルトガル船に拿捕される。

唯一、ヴィクトリア号だけが
船長のホアン・セバスチャン・デ・エルカーノに率いられ
インド洋、喜望峰を回り
ヴェルデ諸島でこっそり補給(当時ポルトガル領)
ヴェルデ諸島から脱出。
そして、1522年9/6
スペインに帰り着き・・・
世界は球体であることの証明がされたのですた。

この後
探検と発見は、太平洋へと移っていきますが・・・
それはまだ先のお話・・・
最後はポッくりと逝ってしまったマゼラン君だけど
・・・ まぁよくがんばりました・・・と言ってあげないと
かわいそうかもね
さらに詳細なことが知りたければ
大航海時代のゲーム中の
世界一周シナリオをやればいいと思うよ!
ストーリーとしての脚色以外の
情報はかなり史実に即していて、勉強にはなるハズです。

posted by ムササビ at 17:03| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史などの知識ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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