2005年04月06日

バルボアと言う男

ちょっとカッコイイっぽい感じで
始まった今回の知識ネタ。

そろそろもっかい念を押しておこっと!
ここに書いている話は複数の資料をもとにして
(新紀元社さんの本が主です。お世話になってます。)
僕の独自の感想やら考えやらが
ばんばん入りこんでいるから
アテにならない部分もだいぶあると言うことを
頭において読んでね
さて・・・今回はバルボアくんのお話です。
前回ちょっとだけ書いたでしたね。
パルマを横断して太平洋を始めて見たヨーロッパの人!
一言で言ってしまえばそんな人です。

そんな彼なんたけど
バルボアくんの出生やらなんやらは判ってなかったりするのです。
今まで書いてきたほかの皆も、自分で冒険にいくぞーって
それを王様たちに売り込んだり、
(コロンくんとかね)
もともと貴族やら有名人だったり
(ガマっち、ディアス提督とかエンリケくんは王子様だしね)
そんな彼らとは違って
バルボアくんは、はじめから太平洋を発見するために
パルマに行った・・・というわけではないのです。

なんでパルマに着いたのか・・・
一説には、派手な生活で借金苦になり
パルマ行きの船にタルの中に入って逃亡で密航だとか・・・
のっけからワルっぽいような
それでいてダメダメな雰囲気がプンプンですねぇ。

さてちょっと話を変えて、
彼がやってきた、パルマあたりのお話をしましょう。
当時はどんなところだったのか。
一言で言えば、ジャングルです!
それも超ジャングルです!
植物はトゲトゲしてて、毒があったり(触るとかぶれたりヒリヒリしたり)
樹もずももーって感じで、海岸からちょっとでも奥に入れば
もう葉は空を覆いつくし夜のごとく真っ暗に!
動物も、ピューマ、ジャガーなど猛獣はたっぷり!
毒蛇も沢山いて、ブッシュマスターあたりなどは噛まれれば
ポクポクポクチーンは免れないでしょうね。
吸血コウモリも怖い・・・
血を吸われるよりも、その牙にある狂水病のウィルスが怖いのです。
感染したら最後、高熱と乾きに苦しみ・・・苦しみ死んでいくのです・・・ククク。
というか噛み付いてくるものは小動物や昆虫などすべてに得体の知れない
ウィルスがついているといっても過言ではないでしょうねぇ〜。
特に蚊!
マラリアは今でもやっかいな病気の一つであるのに
当時、医学が今ほど発達していないのですよ・・・
もぉ、かかったら死ぬしかないってヤツですな・・・フフフフフ。
また、赤痢や黄熱病なんかのウィルスだって負けず劣らずがんばってるし・・・
と、これからカリブに行こうと思う探険家諸君!
まぁ一発死んだ気になってがんばってネ。
・・・・南無・・・
でも悲観的なことばかりでもなく
もちろん食べられる木の実やなんかの植物
たとえばカボチャやアボガド、バナナなんかも
豊富だし、薬になる草なんかもあるし
ただし・・・それはジャングルに精通した
現地の人たちでないとわからなかったりするんだけど・・・
もちろんヨーロッパの人たちはジャングルには無知だったわけで、
パタパタと死んでったのですよ。
当時の殖民者の死亡率No1はマラリアと黄熱病だったとか・・・
そんなこれからカリブに向かう航海者のみんなに
この言葉を送ろう。
ディビット・ハワード氏は著書『パナマ地峡秘史』で、
「成功した冒険者には大きく分けると二つになる。
ひとつは食料、資材、人員、武器弾薬・・・鎧兜まで持ち込んで
数の力で押し通し、死んでいくものは見捨てて先に進むことを
かえりみなかったもの。
もうひとつはジャングルに住む現地の人に限りない親切をし、
そして彼らの親切に頼って謙虚に身を処した人である・・・。」
バルボアくんはそのどちらも上手に使い分けができたらしいけど
みんなは果たしてどちらでしょうか?
僕はもちろん・・・・秘密デスヨ。

さてバルボアくんの話に戻しましょ。
彼がついた、この過酷な地域、
当時スペインはパルマとコロンビアへ入植を進めていましたが
初めにパルマに入植したのは
780人ほどいたのに1年もしないうちに60人くらいまで
減ってしまったのです。
むろん理由は先にあげた過酷な環境に耐えられなかったんでしょうねぇ〜。
間違いない!
バルボアくんはコロンビア方面の入植に紛れていたのですが
そんな過酷な状況化で生来の統率力なのか?
人徳なのか?それは知らないけど
頭角を現しはじめました。
バルボアくんは以前のとある探検航海に参加した時、
ある裕福なインディオの部族を見つけていたのです。
そこは毒矢など危険な武器を持たない部族でした。
バルボアくんは皆を誘って、その部族を襲撃!
恫喝で支配下においてしまいました。
そして、豊富な食料、金銀の装飾品を手に入れた
チームバルボアの話は近隣にたちまちに伝わり、
入植の拠点で苦しんでいた、沢山の人が
チームバルボアのところにやってきたのです
そこで、この拠点の新しい総督を
決めることになりました。
二人の候補があがりました。
サン-セバスチャンの副総督と
ノンブレ・デ・ディオスの総督でした。
でもみんなは知ってたのです。
二人は無能で役立たず、
あんなのについてって死ぬのはゴメンでした。
で、二人を追放し、バルボアくんがみんなの新しいリーダー
総督として選ばれました。
バルボアくんは総督になるとさっそく町を作り始めました。
町の名前は、サンタ・マリア・ラ・アンティグア・デル・ダリエン
・・ながっ
まぁそれはいいとして・・・
その町の付近一帯はダリエンと呼ばれるようになりました。

うーん
書き出していったら長くなってしまった・・・
ちょっと悔しいけど
前編ということで
今回はこのくらいにしときましょ。
来週はー
「バルボアくん、現地の人と戦争」
「バルボアくん、現地の人との交流と探検」
「バルボアくん、ペドロに騙される」
の三本ですぅ〜

では次回またお会いしましょう。
posted by ムササビ at 16:20| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史などの知識ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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