2005年04月17日

大砲あれこれ

大砲、それは大航海時代のプレイヤーと
深く関わっているもの・・・
かどうかは置いといて〜
軍人としてひた走る僕としては
大砲って結構かかわりあるんですよ〜。
今回はそんな大砲さんのお話です。

* 先週?は1日プログ書いてなかったので
 今日それの穴埋めします。
 これでご容赦をば(果たして穴埋めになるのかしら)
図解がないのでわかりにくいかもですが
とりあえず進めていきます。
今回の大砲は大航海以前から使われだした
大砲ですので、船に備え付けるものとしてではなく
城砦を攻略するための兵器としての解説が主です。
まぁ船にも十分応用されてますけど ^^。

「ボンバート」
ヨーロッパで最初に大砲が使われだしたのは
百年戦争のころだと言われているそうです。
クレシーの戦い(1346年)でイングランド軍が
数砲使用しているらしいです。
構造は簡単なもので
鉄板を繋いだ筒に鉄または皮の紐を巻きつけて強化して
それを木の枠にはめて地面に固定して発射したものだそうです。
やっぱりよく壊れたそうですよ。
その後、カレー、オルレアンの包囲戦では
臼砲と呼ばれる大砲が使用されています。

「ペリエール」
ペリエール(フランス語)は
14世紀〜15世紀に使用された石射砲です。
臼砲で、弾道は山なり。
薬室が口径より随分と小さくなってるので
尻つぼみです。

「ブリーチ・ローディング・カノン」
砲弾を砲尾かせ装填する仕組みにした最初の大砲です。
火薬と弾をセットする部品が取り外し可能になっていて
火薬と弾をつめたら後ろにカポッではめて発射します。
装填が楽チンな反面、火薬の爆発力がもれやすく
威力は微妙だったとか・・・

「カルヴァリン」
15世紀〜17世紀に使用された口径38〜152mmほどの砲。
名前はラテン語で"蛇"を意味する。
野戦で使用するため、重量はできるだけ軽く
射程を延ばすために砲身は長くをいうのが
名前の由来と考えられている。

「カノン」
16世紀に登場した砲耳付き鋳造砲。
カノンという名前は現在使われているような広義ではなく
当時はごく限られて1種類の大砲の名称だった。
フランス軍が使用したカノン砲は、
砲身3m以上重量3.500s牽引するのに馬21頭も必要だった。

「レザー・カノン」
1630年ころにスウェーデン軍が考案した
カノン砲の軽量型。
軽量化のために複雑なつくりになっていた。
あちこちに補強を加えても、少し火薬を間違えると
砲が破裂してしまったが、それでも歩兵を支援するのには
大変に重宝したらしい。
以後、砲兵という兵科が生まれる切っ掛けになった。

「モンス・メグ」
時代は中世期に戻るけど
これは巨大砲の1種・・というか
完全なワンメイク品(姉妹品は存在する)
口径は48cm全長は404cm大砲の重量は5.080s
砲架も加えれば6tを超える巨大砲。
ブルゴーニュ公フィリップの命で作られ
製作者の奥さん「モーランス・メグ」から名前が取られた。

とまぁ今回はすげー地味で
面白くなかったかもしれないですけど
・・・・
カタログデータ書いてるだけだしなぁ
でもんなもんなんですよ。
ふーん へーん
そんな大砲もあったのけー
程度に思ってください。

(次回はもっと面白くかけるように努力します。)
posted by ムササビ at 10:28| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史などの知識ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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